スキーやスノーボードは、冬の厳しい自然の中で楽しむスポーツです。ルールやマナーを守らず、自己中心に楽しんでいては大きな怪我、場合によっては生命に係わる危険も潜んでいます。
初心者・ビギナーが知っておくべきなのはもちろん、中上級者やベテランも、馬鹿にせず改めてゲレンデでの世界標準ルール「10 FIS RULES」を再確認しておきましょう。
ルールを守って安全で楽しいスポーツを!
原文は英語、イラストもなく簡素で素っ気無いのですが、全国スキー安全対策協議会の監修により和訳、イラスト入りで判りやすいように編集されています(当サイトではスマホで視認しやすいようにレイアウトを改変しています)。
スキー・スノボでの怪我・事故でも触れましたが、スキー場として管理された区域内で滑っていても、およそ1万人に一人の割合で大怪我が発生しています。
スピードが出やすいスキー、体勢のコントロールが難しいスノーボードは、ちょっとした油断が重大な事故につながってしまう可能性があります。
また、自身が怪我をしてしまうだけならまだしも、他人を傷付けてしまったり、日常生活や生命にも係わるような重大な怪我を負わせてしまうような事態になってしまったら、生涯悔やんでも悔やみきれないことにも。
いくら注意していても、完全に防ぐことができないのが怪我や事故。この10のルールは心構えに始まり、実際に危険度の高い場所や行動、不幸にも起きてしまった時の基本的な対処についてなど、ゲレンデでの多様な注意を喚起、対処に役立つ内容になっています。
決して「この10のルールを知っていたら間違いない、絶対に安全」というものではありませんが、ルールを知らない、または楽しさのあまり注意を怠ると、怪我・事故の可能性が飛躍的に高まることは言うまでもありません。
すんなり理解できる内容・表現になっていますよね。知識としてでなく実際のスキー場・ゲレンデで実践しながらしっかりと身につけて、より安全にスキー・スノーボードを楽しみましょ♪