お得・気になる・便利・用具などスキー&スノボ NEWS♪

スキー スノボウェアの下、中には何を着る?寒いの?

wea

「スキーやスノボって、ウェアの下、中には何を着るの?」
「ゲレンデ・スキー場って、やっぱり寒いの?」

初めてスキー・スノーボードへ行くなら分からなくって当然です。

カラフルなウェアを着用したモデルさんたちの画像からは、ウェアの下、中にどんな服を着ているのかは全く判りませんもの。

真っ白な雪に覆われたスキー場ですから「寒いだろうナ…」というイメージも当然で、二度目、三度目くらいの経験の浅い方、ビギナーも、人に教えてあげられるほどウェアの下、中に着るもののポイントはイマイチ掴めていないでしょう。

今回はスキー スノボウェアの下、中に着る着衣の基本と、寒暖の調整についてです。

 

 

ゲレンデ・スキー場は寒い?

シーズン中のゲレンデの日中の気温は、寒い日だと-15度以下になります。逆に天候や季節によっては+5度以上にもなります。

最高と最低に20度もの開きがある理由は、雪量豊富な地域では12月初旬頃からゴールデンウィークまでスキー場が営業していること、国内には北海道から宮崎県まで、さらに標高数十m台の低地から2,300超の高地までスキー場・ゲレンデがあるからです。

冒頭の「寒い日だと-15度以下、天候や季節によっては+5度以上」は極端な例です。一般的には1~2月の山麓あたりの日中で-5~0度位、朝夕や高標高だと5~10度程度冷え込むことになります。

まぁ、一言でいうなら「寒い」です。

 

ウェアの保温性と体感温度

ウェアってどれ位温かいのでしょうか。

ウェアをお持ちなら説明するまでもありませんが、初めてのスキー・スノボなら、ウェアをレンタルする人も多数ですよね。

ゲレンデで着用する一般的なスキー・スノボ用ウェアの保温性を、日常のタウンウェアで例えるなら「薄手のダウンにやや劣る」です。ボトムは「ジャージ2枚履きくらい」の保温力があります。

寒いはずのゲレンデで着用する「ウェアの保温性はもっと高いのでは?」と驚くかもしれませんが、スキーやスノボもスポーツ、運動ですから少なからず身体は温まります。厚手のダウンほどの保温力があると、暖かい日や運動量が多い人は調節し切れませんから、この程度で必要かつ十分なのです。

風が強い、または手足など末端部分が冷たいと実際より体感温度は下がりますが、ウェアは風を通しません。また、手首を締めて雪や風を防げる作りになっていますので、元々保温性の高いブーツとグローブを着用するのですから、そこはほとんど問題ありません。

 

ウェアの下、中に着る衣類の基本

ウェアの保温性が想像するほど無いことを知ったところで、本題を「下着類」「上着」「ボトム」に分けて基本的なこと、注意点などを見て行きます。

最初に「重ね着」が基本なこと、スキー・スノボ用などでなく「日常の普段着でもOK」なことを覚えておいてください。
 

下着類の注意点

いくら寒いとは言え、スキー・スノボも運動ですから多少の汗をかきます。慣れない初心者は特に、厚着しすぎたり、朝夕と日中の気温差などによっては、結構な汗をかいてしまうことも。

汗で湿ったシャツが中々乾かないと体を冷やすことに繋がります。綿素材は乾きにくいので避け、吸湿性・速乾性の高いドライ機能のあるシャツがベストですが、無ければ化繊のシャツが良いでしょう。長袖・半袖はいずれでも大丈夫です。

パンツ・靴下はそこまで考えなくても大丈夫です。逆に靴下はブーツの中で滑るかもなので綿でもOK。
 

ウェアの中に着る衣類・上着

シャツの次に着用する衣類はパーカー、トレーナー、フリースなどです。寒暖の調節が容易な前開きのファスナーが付いたものが適しています。

この上にウェアを着る程度、案外薄着で十分です。実際の天候や時間帯にもよりますが、寒さを感じたり、逆に汗ダクにならないよう、ウェアの首周りから胸あたりの開閉で調節します。

もし、これでは頼りないと感じる、実際にゲレンデで寒いなら、下着をもう1枚着る、上着を多少厚手のものに変える、もう1枚重ね着するなどの方法で調節します。

ウェアの中の着衣は全くの普段着で大丈夫なのですが、昼食時など暖房の効いた建物に入った時にウェアを脱ぐことがあることがあることを忘れないようにw
 

ボトムの下に着るパンツ類

膝や足元は雪を被ったり転倒した時など雪に触れる機会が多く、また、スノボの場合は雪面に座ることもあります。上半身と比べて発刊も少ないので、ボトムは上着と比べると多少温かめに衣類を着用する方が無難です。

やはり汗の吸収と乾燥に向いた化繊もののタイツまたはレギンス(ストッキングも可)を着用し、スウェットやジャージなど、足の動きを妨げないような伸縮性の高いパンツを着用(ボードの場合は、必要・持っているならその前にヒップガードも着用)します。

ウェアのボトム自体の保温性はジャージの倍位ありますから、普段と比べると相当の厚着です。3月以降の天気の良い日はコレだと暑いかも知れません。タイツを薄手なものにする、逆に厚手のものにしてスウェットやジャージを省くのもアリです。

ボトムは人前で脱ぐことは無いので、伸縮性があれるなら極端に言えば寝間着でも大丈夫wですが、お手洗いでの利便も考えるとスウェットやジャージが一番適しています。

 

大事なのは「調整」

最初にゲレンデ・スキー場は寒い?でも説明したとおり、スキー場・ゲレンデの気温は時期や天候などで大きく変化します。時間帯によってもずいぶん体感温度は違います。

ウェアが分厚く保温力抜群、または1枚の強力にあたたかい衣類をウェアの中に着用すると、状況にあわせた調整ができません。

基本的な着衣をベースに、多少の寒暖は上着の前開きやネックウォーマーなどで調整、さらに寒い時は重ね着で、暑い時は1枚脱いだり薄手のものに変えたり、「基本は重ね着」は調節を容易にするためです。

専用のアンダー・インナーは機能に優れているのは間違いありませんが、着用感や保温力については普段着の方がピンと来るでしょう。だから「日常の普段着でもOK」なんです。

 
 
長文になりましたが、これでスキー スノボウェアの下、中に着る着衣の基本はマスターできたはずです。あとは経験を重ねるだけですね♪

スキーツアー・スノーボードツアーなら好きゲレ♪にお任せください♪

SNSでフォローする