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メガネ派はどうする?スキー スノボを眼鏡で滑りたい人必見

普段はメガネ派な方にとって、スキー・スノボに限らずスポーツを楽しむ時は「眼鏡で大丈夫かな?」「コンタクトレンズにしようか…」なんて悩んでしまいますよね。

メガネが似合う、メガネを外してイメージが変わるのが嫌、コンタクトレンズが苦手・・・本人にとってはけっこう重要な、何らかの理由があって普段から眼鏡にしているんですもの、そんな方ならスキー・スノボも眼鏡をかけたまま楽しみたいですよね。

今回はそんなメガネ派の不安を解消する、眼鏡をかけてスキー・スノボを楽しむために知っておきたいポイントについて紹介いたします。

 

メガネでスキー・スノボの問題点

眼鏡をかけて滑ったとしても、滑ること自体にはそれほど難点はありません(ひと安心)。

眼鏡をかけてスポーツを楽しむ場合、視界が多少狭い、振動で眼鏡・焦点がズレる、などの問題についてはメガネ派なら当然ですし、転ろんだ時にメガネが飛んでしまうかも知れないことも折り込み済でしょう。

ただ、スキー・スノボの場合は以下のような固有の問題点があります。

  • 雪や雨が降ると視界はほとんど…

    雪がチラつくなんて、スキー場では当たり前

  • 雪目の心配がある

    雪目についてはゲレンデが眩しい 怖い「雪目」の予防策と治療・処置を参照

  • 眼鏡のツルが凍って凍傷するかも…

    ゲレンデの気温が0度以下は普通。金属製のフレームは特に注意が必要です。

  • もしも眼鏡が飛んでしまったら

    割れることは無さそうですが、まっ白な雪面のどこかに落ちたメガネを、よく見えない視力で探すのは…

これらの難点は、メガネをかけた上から着用できる、メガネ対応のゴーグルをすることで解消できます。

 

メガネ対応のゴーグル

もうご存知かも知れませんが、メガネをかけた上から眼鏡対応のゴーグルを着用することで、先の問題点はほぼ解消できます。多少の保温効果も期待できるので、ツルが原因の凍傷にも有効でしょう。

メガネを着用したまま使用できる眼鏡対応のゴーグル©amazon

メガネを着用したまま使用できる眼鏡対応のゴーグル 画像はサバゲー用©amazon

メガネ対応のゴーグルは、必ず「眼鏡対応」などと記載があります。普通のゴーグルと比べると少し大きめで、内部の空間や眼鏡がズレない、ツルを収めるための工夫がされています。

メガネ派も「これさえあれば無敵!」のようにも思えるのですが、いくつかの難点もあります…

 

メガネとの相性が重要

ご自身のメガネとメガネ対応ゴーグルとの相性、うまくフィットするかを確認する必要があります。

大きすぎるフレームの眼鏡だと納まらない、逆にゴーグルのフレームが大きすぎるなどの場合は、眼鏡を押さえることができず、滑っているとズレてきます。

押さえ過ぎると痛いことも。メガネ対応ゴーグルは、必ず店舗で試着してフィット感を確認する必要があります。

ネットで購入できない、そもそも品揃えが少ないのですから、好みのデザインやカラー、お気に入りのブランドなどから選ぶことは難しいかも知れません。また、特殊性からもやや高額・割高な傾向があります。

 

曇り止め必須

ゴーグルは眼鏡対応と限らず、実際に使用してみないと分からないのが、汗や寒暖差で生じる「レンズの曇り」です。見た目や説明書などで判断する以外にありません。

また、ゴーグルのレンズより顔に近い眼鏡はさらに曇りやすく、眼鏡のレンズへの曇り止めが必須になります。

ゴーグル用、眼鏡用と分けて持つのは面倒なので、両方の素材に適した曇り止めを用意しましょう。

 
 
メガネ対応のゴーグルは「ほとんど問題なく使用感抜群!」「曇るのが思いのほか面倒…」の両極端に分かれるようです・・・

 
 

コンタクトレンズ&伊達メガネ

そこまで無理して眼鏡に拘らなくても良いのでは?どうしても裸眼、素顔を見せたくないなら、伊達メガネを用意するのはどうでしょうか。

滑る時はコンタクトレンズを着用すれば、メガネ特有の問題は全て解消されるのは当然、1Dayや2Weekなどの使い捨てコンタクトレンズなら比較的安価で破損・紛失のリスクもほとんどありません。

いつもとは少し違ったフレームにして、イメチェンを演出することもできますから、違う意味で楽しめそうです(ゲレンデへ持って行くのが多少邪魔ですけどw)。

 

夢のような商品インナークリップ

メガネ対応のゴーグルがいまいち使いづらい、コンタクトはどうしても嫌…な方は「度付のゴーグルって無いの?」って思うでしょうけれど、残念ですがスキー・スノボ用のゴーグルに度付のゴーグルはありません。

でも、普通の、眼鏡対応でないゴーグルを度付ゴーグルに変えてしまう、夢のような商品「インナークリップ」というものがあります。

インナークリップは、普通のゴーグルの内側に度付レンズを取り付けるためのもの。レンズをいつものメガネと同じ度数にすれば、視界も広くバッチリ見える、構造的にメガネよりずっと曇りにくいなど、使用感は最高です。

ベタ褒めの使用感なのに、最初からすすめしなかったのには理由があります。

かなりのミラーレンズでないとインナークリップのフレームが透けて見えて、なんとも恰好悪く…

かなりのミラーレンズでないとインナークリップのフレームが透けて見えて、なんとも恰好悪く…

ゴーグルのレンズ越しに見えるインナークリップがあまりにも“ジジくさい…”ことと、ゲレ食などでの休憩時にゴーグルを外すと“何も見えない…”かも知れないから。

インナークリップはバイク用やダイビング用、ランニング用など様々にありますが、どれもお世辞にもスマートとか、お洒落とは言えない代物…とても残念です。

 
 
普段からメガネの人って、外すと全く別の印象になったりしますよね。メガネ対応ゴーグルはそれを望まない方やコンタクトが嫌な人用。レンズの曇りは滑るスキルが上がるほどに自然と上手に対応できるようになります。

ゴーグルやグローブは、良い物を使用する方が楽しく、辛い思いをしなくて済む分上達も早いもの。初心者・ビギナーほどしっかり選ぶ、惜しまず最初から良い物を用意、購入することをおすすめします。

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