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子供のゲレンデデビュー♪親子連れでのスキー旅行で気を付けること

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自身がスキーやスノーボードをする、または子供のころや学生の時に楽しんだ経験がある方なら、子供と一緒に雪遊びやスキー・スノボを楽しみたい、子供にもあのスキー場ならではの一面の銀世界や、滑る爽快感を経験させたい、雪を楽しむ子供の姿を見たい!なんて思いますよね。

子供のゲレンデデビューには注意しておくべきことがいくつかあります。子供を連れてスキー旅行へ行く予定なら、安全に楽しく雪遊びやスキー・スノーボードを楽しむためのポイントをしっかり押さえておきましょう。

 

防寒に十分な配慮を

子供が初めて経験するスキー場、スキー旅行でとても重要なのが「寒さ」に対する配慮、防寒対策です。

大人と比べ、子供は体温を調節する身体的な機能が未熟な上に、夢中になってしまって体調の不調を訴えないことも多く、大人が気づかないうちに体調を崩してしまう可能性があります。

スキー場への往復の道中では、寒暖差に対応しやすいよう着脱の容易な衣類を用意する、手や耳などの末端が冷たくならないようにマフラーや手袋、耳あてなども、ゲレンデでの着衣やウェアとは別に用意しておきたいものです。

また、日帰りなど、雪遊びや滑って1日楽しんだ当日に帰る予定なら、入浴して身体を温める、ダウンジャケットなどのしっかりと体温を保てるアウターを着用、車の場合は毛布なども用意し、暖かくして帰りましょう。

一般的にスキー場は天候が変わり易いものです。ウェアや着衣について寒暖の調整をしてあげるなど、子供の体温調節や体調に常に注意してあげましょう。寒がっている時は絶対に無理をせず、センターハウスやレストランで暖を取る、休憩室がある場合は積極的に活用しましょう。

 

子供専用のエリアで楽しむ

一般のスキーヤー・スノーボーダーが滑るゲレンデ・コースでは、スピードを出して滑っている人、中には暴走気味と感じる人もかなり多く見かけます。子供から目を離さないようにしていたとしても、万が一にも衝突してしまうと非常に危険。子供のゲレンデデビュー、親子連れでのスキー旅行を計画する際には、子ども専用のゲレンデやエリアのあるスキー場を選ぶとより安全です。

ほとんどのスキー場に子供専用、親子連れで楽しめるエリアはあります。

ほとんどのスキー場に子供専用、親子連れで楽しめるエリアはあります。

ほとんどのスキー場では、安心して雪遊びさせることのできる子供専用のエリアや、初めて滑る子供向きゲレンデを用意しています。スキー場によっては、ムービングベルト、スノーエスカレーターなどと呼ばれる、歩かずに斜面を安全に登れる器具を設置している場合もあります。

アルツ磐梯スキー場のスノーエスカレーター

アルツ磐梯スキー場のスノーエスカレーター

「子連れにおすすめのスキー場○選」なんてタイトルのホームページなどから行き先・スキー場を探さずとも、行きたいスキー場や利用したいスキーツアーの候補から、子供専用のエリアや遊具の有無などを確認すればOKです。

 

スキー・スノボはレンタルがおすすめ

子供ですから成長に合わせてサイズは毎年変わるものです。お友達から譲ってもらったり、リュース市場で調達、成長を見込んで新調した大きめのサイズ、などだと、体重・スキルにビンディングの硬さ調整が合っていない、ブーツが脱げたり靴ズレしてしまったりするなど、場合によっては怪我をしてしまうかも知れません。
 
その点、毎回レンタルすれば身長や体重、滑るスキルに合った最適なスキー・スノボをプロが用意してくれます。子供のスキー・スノボはレンタルがおすすめです。

ウェアも毎年サイズが変わるでしょうから、やはりレンタルがお勧めなのですが、お下がりやリユース、やや大きめでもウェアについては特に問題はありません。

グローブやゴーグル、帽子は、普段着にも流用できるものを購入、お下がりやリュース品でも大丈夫です。これらの小物をレンタルを取り扱っているスキー場・レンタルショップは少なく、スキー場で購入するととても割高なので、旅行までに用意しておきましょう。

グローブは必ず複数、1日楽しむつもりなら出来れば3セットを用意し、中まで濡れてしまう前に交換してあげてください。

本当は、ビギナーや子供など、不慣れな人ほどグローブ・ゴーグル・帽子、ウェアなどは良い物を着用した方が不快・辛い思いをせずに済むのですが…
小物のレンタルを用意しているスキー場が少ないのは、元々それぞれが比較的安価なことと、紛失・損傷が意外と高確率。でも「子供だから仕方なし…」になってしまうからだそうです。

 

怪我をしないために

スキーやスノーボードは全身スポーツです。関節部を中心に、子供と一緒にしっかりと準備運動をしておくと、転ろんだ時などに怪我するリスクを軽減できます。

子供には必ずヘルメットを着用させてください。©skijam

子供には必ずヘルメットを着用させてください。画像:©skijam

必ず守りたいのは「ヘルメットを着用させる」こと。転倒や衝突など、頭部に重大な怪我を負う可能性をずいぶん軽減できます。

子供用のヘルメットは、近年多くのスキー場が無料~500円/日程度の安価でレンタル・貸出を用意しています。スキー場のホームページや電話で確認、できるなら予約しておきましょう。

 

少し滑れるようになったら

ゲレンデデビューの日にいきなり、は無いにしても、子供の上達の早さには驚かされます。

©skijam

子供の上達の早さには驚かされます。画像:©skijam

子供は自分自身のことで精一杯です。ゲレンデでのルールやマナーなんて知りません。また、周囲を滑っているスキーヤー・ボーダーは、必ずしも子供や初心者に注意を払うことのできる中・上級者とは限りません。

できるなら平日など、空いているスキー場・ゲレンデが好ましいのですが、難しいなら、周囲に気を配りながら混雑を避けられる幅広のゲレンデ・コースを選んで楽しみましょう。

一緒に滑りながら、スキー場でのルールやマナー、危険なポイントや回避するためにしなければならないことを少しずつレクチャーしてあげることを忘れてはいけません。

 

目を離さない

転んで起き上がれない程度なら大きな問題はありませんが、スキー場のコース外や雪深い場所、進入禁止エリアへ迷い込んでしまったり、他の人とぶつかってしまったりする危険があります。

手を繋いで滑る訳にも行きませんから、常に子供から目を離さないことを普段以上に意識しましょう。

もしも離れてしまった時にも見つけ易いよう「子供に目立つ色のウェアや帽子を着用させる」ことが子連れスキーのポイントのように言われたりしますが、プールでのスイムキャップと違ってゲレンデは広大、しかも原色に溢れていますから効果薄。やはり子供から離れない、目を離さないことが重要です。
センターハウスなどで逸れてしまった時には、特徴的なウェアだと見つかり易いかも知れませんが、着衣などにしっかり名前と連絡先を書いておく方が有効です。

 

親子連れでスキー旅行へ♪

子供にとって、初めての雪遊びやスキー・スノーボードの経験は、きっと一生の思い出になるでしょう。

寒かったり痛かったり、怪我をしてしまったりして辛い思い出になってしまわないよう、この「親子連れのスキー旅行で気を付けること」を役立てて、親子一緒に楽しいスキー旅行の思い出をたくさん作ってださい♪

親にとっても思い出深い旅行になるはずですし、子連れでスキー・スノボを楽しめる時期なんて思春期まで、せいぜい長くても親離れするまで。そう何年も長くは続かないんですからw

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