暖冬の影響で全国的にスキー場は深刻な雪不足が続いており、先週1月30日の時点で滑走可能なスキー場の割合は68.7%にとどまっていました。しかし、今週は今季最強クラスの寒気が流れ込み、日本海側のスキー場を中心に待望の雪が降っています♪
ウェザーニュース社によると、同社が取材している全国約400ヶ所のスキー場のうち、一部でも滑走可能なスキー場の割合は2020年2月6日現在で79.8%。先週の1月30日時点では68.7%だったので、今シーズンまだ営業できたいなかったおよそ10%余りのスキー場がなんとかオープンに漕ぎ着けられたようです。
週末にかけて強い寒波が流れ込む予報がでており、新潟・北陸・兵庫県北部あたりのスキー場では、積雪量が増えて週末や11日(祝・火)は、新雪が降り積もった良コンディション・パウダーが期待できそうです。
まだオープンできていない20%余りのスキー場も、今季最強寒気で滑走可能になることが期待できそうです。
一時的に雪が強まったり吹雪となる可能性もありますので、マイカーでスキー場へ向かう方は十分な冬装備を整えることはもちろん、道路情報や天気予報などの情報収集を忘れないこと、そして最も大切なことは「絶対に無理をしない」こと。
今季一番の大寒波!スキースノボ旅行の持ち物・注意点も参考にしましょう。
ただ、この寒波も長続きしないと予測されていて、来週後半になると気温が上がる予報となっています。
今シーズンは「降った!積った!」と思っても、しばらく日が立つと積雪量が減少してしまうというパターンを繰り返しているスキー場、全面オープンがままならないスキー場も多々。
強い寒波、ドカ雪が期待できるのも例年2月の半ばまでなので、ゲレンデコンディションが劇的に良くなることが期待できるのも、今週末がラストチャンスかもしれません…
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