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スキー スノボ ナイターの魅力・楽しみ方 服装ほか注意点

幻想的な雰囲気がナイターの魅力

ナイターでスキー・スノボを楽しんだ経験はありますか?

夜間のスキー場で照明に照らし出されたゲレンデを滑る、ナイターはスキー・スノボの楽しみ方のひとつですよね。

ナイターを滑る、ナイターゲレンデには、日中のゲレンデを滑るのとは違う魅力に溢れています。

まだナイターを経験したことの無い方も、きっと滑ってみたくなるナイターの魅力、デメリットと服装や持ち物などの注意点について紹介して行きます。

 

ナイターの魅力

もちろん「スキルアップのために少しでも長い時間を滑りたい」という目的でナイターゲレンデを滑る方もいるでしょう。ですが、ナイターゲレンデを滑る、ナイターの魅力は、滑る時間が長く取れるだけではないんです。
 

日中とは全く異なる雰囲気

ナイターの最大の魅力は、日中のゲレンデとは全く異なる幻想的な雰囲気でしょう。

真っ暗な周囲の山々の中、特殊な照明に照らされ浮かび上がるゲレンデ、人影はとても少なく、人声や物音はほとんど聞こえない。暗闇と照明の境、ゲレンデ脇に立ち止まると、冷え切った凛とした空気と静けさが相まって、経験したことの無い雰囲気に包まれます。

つまり、ナイターゲレンデはデート感覚で利用するにも適しています。誘い出す口実としても違和感がありません。下手なイルミネーションよりずっと雰囲気は高まりますから、中々言えなかった一言を言い出せる、素直に受け入れられるかも知れませんね。

 

混雑知らず

ナイター営業しているからと言って、日中にスキー場を訪れたスキーヤー・スノーボーダーの皆が滑る訳ではありません。むしろ大半は通常営業時間内にスキー場を後にしますから、ゲレンデもリフトも混雑知らずです。

これほどではないでしょうけれど、ナイターを滑る人は少な目。

これほどではないでしょうけれど、ナイターを滑る人は少な目。


日中だと周囲を気にしながらしていたトリックの練習にも最適です。ジブ系のアイテムも遠慮なく楽しめるはずです。飛び系は真っ暗な空へ飛び出すスリル感も最高です。失敗しても見られる心配もほとんどありませんwww

もちろんゲレ食やカフェも間違いなく昼間よりは空いています。

ただ、スキー場全体、全てのゲレンデがナイター営業している訳ではありません。ゲレ食やカフェも全てが営業しているはずもありません。
ナイターは大抵山麓のセンターハウス前のコース、数本のリフトだけの運転でしょうから、アイテムがあるか、飲食系の営業時間などは事前にチェックが必要です。

 

日焼けしません。

あー、これは多少無理矢理感がありますが、肌の日焼けだけでなく、雪目の心配もありません。

参考:スノボ女子は日焼け対策必須

 
 

ナイターのデメリット

良いことずくめなはずも無く、多少のデメリットももちろんあります。

大規模だったりオールナイト営業のスキー場もあります。

大規模だったりオールナイト営業のスキー場もあります。

リフト券代が別に必要

一般的にリフト1日券ではナイターを楽しむ、滑ることはできません。

ナイターはスキー場によって営業時間がずいぶん違います。都市部に近いスキー場では、週末にオールナイト営業があったりするのですが、通常営業を17時前に終了し、18時前後から2時間、または3時間程度のナイター営業とするのが一般的です。

通常の1日券は5,000円前後、ナイターリフト券は1,000~2,000円なことが多いので、時間単価という意味合い、滑ることのできるコース・面積という意味から見ても多少割高感があります。

 

日帰りでは難しい

夜になってから滑り始めるナイターですから、当然終了するのは夜遅く。自宅がすぐ近くなら良いのですが、遠い道のりを帰るのは辛い…

一般的にナイターはスキー場の近くに宿泊しなければ楽しめないものと言えます。だから空いているとも言えますが、気軽に楽しむ感覚とは違うものかも知れません。

 

気温はマイナス十数度!?

多少乱暴ですが、日中のゲレンデは寒くても-5度位。もちろん2月の厳寒期と3月の終盤などの季節・時期・時間、標高差や天候でずいぶん違うのですが、イメージ的にはそれ位。日差しのある時は体感的には0度位でしょう。

日が暮れてから始まるナイターですから、当然気温は下がります。日中との温度差を10度とすると、ゲレンデの気温は吐く息も凍る-15度?。

少々脅しが強い感もありますが、ナイターは極寒の中を滑ることには違いありません。

 
 

ナイターでの服装や持ち物などの注意点

デメリットでも触れましたが、ナイターは極寒の中を滑ります。防寒対策を中心に日中と比べて何に、どのような注意が必要かを知っておきましょう。

ナイターゲレンデの脇をイルミが飾るスキー場も

ナイターゲレンデの脇をイルミが飾るスキー場も


 

最初に知っておきたい注意点

一般に、ナイターゲレンデはあまり斜度の無い初心者ゲレンデです。距離も短めですから、運動量的に身体はあまり温まりません。

以下はそんなナイターゲレンデの気温が-10度以下となる中でスキー・スノボを楽しむことを想定しています。

 

日中もスキー・スノボを楽しんだなら

ウェアが濡れているようなら、通常営業とナイター営業のインターバルの間に出来るだけ乾かしておきましょう(さほど重要でもありませんが、下手すると凍るので)。

また、汗で下着類が湿っているようなら着替えます(こっちは必須です)。

グローブが濡れていてはナイターを楽しむことはできません。下手をすると、凍傷の可能性も。グローブは短時間では乾きませんので、換えを用意しておきましょう。

 

着衣は着すぎ位で丁度良いはず

ウェアの下に着る着衣のイメージは、日中の標準的な着衣と比べて「フリース2枚増し」、または「薄手のダウンを追加」位です。ボトムももちろん1~2枚増し。

もちろん、厚着すぎて多少動きにくいほどかも知れませんが、汗ダクになることは先ずありません。

参考:スキー スノボウェアの下、中には何を着る?

 

グローブの注意点とフェイスマスク

グローブは必ず乾いたもの(下手をすると凍傷に)、薄手のフリース手袋などを着用して手袋の重ね着をされることをお勧めします。

首、顔など、肌の露出があると冷たくてツライかも知れません。鼻や耳は凍傷の可能性もありますから、フェイスマスクも必須です。

 

ゴーグルは

基本的にナイターは暗いです。太陽光とは違って見えづらく感じるでしょう。ゴーグルのレンズは少しでも明るいものが良いでしょう。

レンズは可視光線透過率の高いものが暗くても見えやすい

レンズは可視光線透過率の高いものが暗くても見えやすい


もしもこれから買い求めるなら、安価なゴーグルであれば無色のクリアレンズ、多少良いものなら、レンズは色や濃さではなくカタログ値の可視光線透過率の高いものを選ぶと良いでしょう。
 
 

宿泊先とナイターゲレンデの位置に注意点

宿泊先からスキー場までの距離や所要時間は、最寄ゲレンデまでのものです。

夜景を楽しめたり、ゲレンデを貸切にできるナイター営業のあるスキー場もあります。

夜景を楽しめたり、ゲレンデを貸切にできるナイター営業のあるスキー場もあります。


最寄のゲレンデがナイター営業しているのなら問題ありませんが、別のゲレンデである可能性は十分にあります。ナイターを楽しむ目的で泊まるのなら、宿泊先はナイターゲレンデへ行きやすい立地かどうかについてチェックしましょう。
 
 
 
なんだか後半は「ナイターは寒くて辛い…」のアピールのようになってしまいましたが、実際寒いことは間違いなく、ナイターを楽しむ極意は「防寒」にあると言っても過言ではありません。

 
そんな寒さも忘れてしまうほどの魅力あるナイター。

一度経験するとヤミツキになること請け合い、是非ナイターを楽しんでください♪

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