ゴーグル選びは難しい？　スキー・スノボ初心者必読

衝突や紫外線から目を守る、または雪や雨が目に入らないようにする目的で着用するゴーグル。絶対無いと滑れないというものでもありませんが、着用する方が無難。でも、特に曇りの日はギャップがわかり難くかったり、レンズが曇って視界不良だったり。雪や雨の日以外は逆に見えづらいことも･･･

ゴーグル着用の利点や選び方、インスタ映えするポイントなど、ゴーグルについて初心者必読♪

スキー・スノーボードのゴーグル

紫外線から目を守るという目的だけなら、サングラスでも有効ですし、UVカット機能さえあればスイミングゴーグルでも問題ありません。ただ、スキー・スノーボードの場合、特に初心者・ビギナーのうちは頻繁にコケる、めったに無いとは言え、他人と衝突したりもします。そんな時に目だけでなく顔を保護するという目的で大きく、そして柔らかく作られています。

数百円から数万円まで。ゴーグルに求める機能

目・顔を守るという主目的だけなら、数百円のゴーグルでもある程度効果はあります。ただ、ゴーグルには以下のような機能に優れているものほど快適、視界がまるで違って、滑るのが一段と楽しくなりますよ。

• フィット感

  着用して鼻の部分がフィットしているか、当たる部分、イタい部分がないか。まずはコレが最重要。価格には比例しませんが、素材や形状で付け心地が多少違います。ほほに当たる部分に違和感が無いものを選ぶと良いでしょう（一般にゴーグルはフリーサイズです）。



顔全体へのフィット感が重要。鼻の周りにスキマが無いこと。頬が押し付けられてプニッて感じにならないことも見栄え的には重要で、肌に触れる部分ができるだけ柔らかく感じるものが良いですよ。

• くもり止め

  ムレても絶対に曇らないゴーグルはありません。価格に比例しません。ここ数年はレンズに穴を開けてフレッシュな空気を取り込む構造が流行りつつあり、価格に関らず曇りにくいようで、おススメです（ただ穴があいているだけのヤツは雪や雨が入り顔が濡れます。レンズが二重になっている超高価格帯のゴーグルも曇る時は曇ります）。

• UVカット

  色つきレンズが必ずしも紫外線をカットしているとは限りません。色の濃いレンズにすれば多少の効果はありますが、濃すぎると雪面の凹凸はサッパリ判らなくなります。千円未満のゴーグルでも説明書きに「UVカット」と書かれていることもありますが効果薄、中価格帯からは「UV400」という記述に変わります。難しい説明は省略しますが、予算の許す限り「UV400」ものを選びましょう。

• 偏光レンズ

  よく晴れた日は裸眼だと雪面がギラついて凹凸がわかりにくく、逆レンズを通すとやたら平面に見えて･･･。自然光の乱反射が引き起こす現象は「偏光」機能のあるレンズにすることで解消できます。チープなゴーグルには無い「偏光レンズ」は超おススメです。

• 可視範囲（角度）

  ビギナーは前しか見ないから、あまり気にしないでいいかも。一般的にレンズが大きいほど広範囲が見えます。着用しないと分らない部分もありますが、高級なゴーグルはこの部分が特に優れています。外側のフレーム形状、レンズの角度など、設計がしっかりしているからこそ。試しにショップで着用すれば納得かもね。

• レンズの強度

  ただのプラスチックに近い安価なゴーグルのレンズは“グィッ”と捻っただけでパキッと割れます。高価なものが割れないワケでもありませんし、試したこともありませんが、かなり丈夫な印象はあります（高価だと大切に扱うからかも。眼鏡のレンズとは違います）。

それほど高くないものでも、ある程度上記を満たすものもあります。慌てずじっくり比べて選びましょ♪

色・デザインは好みで可

一般にレンズの色はキイロ、またはオレンジ、ピンクあたりがどんな天候でも安定して見やすいとされています。

ミラーレンズは「曇りや雪の時に見づらい」という人もいるようですが、ミラーにも濃いものと薄いものがあります。薄めのものを選べば濃いキイロやオレンジよりむしろ自然な色彩で見やすいという人も。

色違いのレンズ2枚を簡単に交換できるタイプもあります。また、先述のUV400なら、ほとんど色の無いクリアレンズでも大丈夫です。さらに偏光レンズなら見易さはバツグンです。

インスタ映えを狙うなら

フレームレスな感じの、球面で大きなミラーレンズ、特にレインボーカラーのミラーレンズが今一番流行です。ブルー系のミラーも個性的で人気があります。

フレームレスで球面のミラーレンズが今年の流行♪ちょっと未来的な感じもある。レインボーカラーはイエローまたはオレンジベースのものが派手で高インパクト。

強い印象を受ける大きなミラーレンズ。光の向き次第でグラデーションに映るレンズ自体が既にインスタ映え♪

撮影のポイントは、カメラや撮影者が移り込まない（目立たない）ように撮ることと、ゴーグルの中（目やまゆ）が写らないよう光の向きを考えること。もうそれだけで十分インスタ映えする画像になること請け合いです♪（男子は球面でなくフラットな方がシャープでカッコイイかもね）

ブルーミラーも個性的♪ウエアとのコーデ次第でこっちもアリ

着用しなくても滑れないというコトでもありませんし、テキトーに買ってしまったゴーグルは何となく邪魔な感じがするのでしょうね。外してしまっている人も多数見かけます。ちょっとだけ背伸びして、お気に入りのゴーグルを是非♪

ちなみに、ゴーグルを着用するなら顔の日焼け止めは必要以上にキッチリと。でないと悲しいことになりますよ。

 
グローブ選びについても合わせて参照ください♪