アメリカに本社を置く登山・サーフィン・アウトドア・衣料品などの製造販売を手掛ける「パタゴニア」のリペアトラックがスキー場を巡回し、スキー・スノーボードウェアを無償で修理する 「Worn Wear Snow Tour」。
昨年1月に日本で初めて始まった白馬エリアからスタートした 「2019 Worn Wear Snow Tour」、 同5月から全国11大学をまわった「Worn Wear College Tour」に続き、スキーシーズン2年目となる今年は3月6日(金)に苗場スキー場をスタート、上越・東北エリアの6スキー場を巡回します。
パタゴニアは、人とモノとの関係を変えるという使命のため、数年前に「Worn Wear(着ることについてのストーリー)」というプログラムを開始しました。その狙いは、パタゴニアのウェアをより長持ちさせることで、着ることについてのストーリーを祝い、地球への負担を緩和することです。
patagonia ホームページより引用
日本で初のツアーとなった昨年は「パタゴニア 白馬」に始まり、1~3月にかけて白馬岩岳スノーフィールド、鹿島槍スキー場、白馬八方尾根スキー場、白馬コルチナスキー場、丸沼高原スキー場、谷川岳天神平スキー場、高鷲スノーパーク と巡回。
パタゴニアの製品と限らず、メーカーを問わないスキー・スノーボードウェア類550着が無償で修理されました。
苗場スキー場では「キッズ スキー/スノーボードウェア おさがり交換会」も実施
「新品よりもずっといい」をテーマとし、ウェアを長く使うことで資源の節約となるだけでなく、製品を大切に、愛着を持って着用することの大切さも届けてくれる素敵なイベント。
先着順、修理できないこともあるのですが、「我先に…」なんて我を張る方は 主旨に反すると思いますのでご遠慮いただきたいものですね。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大リスクが高まっていることから、「Worn Wear Snow Tour」は全て中止、来年へ延期となりました。