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ゲレンデで物を失くさない対策と注意点、リフトから落してしまったら

失くし物・落し物のイメージ

失くし物・落し物のイメージ

物を落としたり失くしてしまったら泣くに泣けず…


スキーやスノボが楽しすぎるからか、普段とは違う環境だからなのか、スキー場では何故か注意力を欠いてしまう方がとても多いようで、スキー場・ゲレンデで持ち物を失くしてしまうケースは以外と多く、シーズンが終了後のスキー場には、落し物や忘れ物、遺失物が山のように…

今回はゲレンデ・スキー場で持ち物を失くさない為の対策と注意点、もしもリフトから何か持ち物を落としてしまったらどうすれば良いのか、についてです。

 
 

失くし物対策の重要性

忘れ物は注意する以外には防ぎ様がありませんが、落し物については対策次第でずいぶん防げます。

スキー・スノボはアウトドア、しかも広大な面積、柔らかい雪の上で楽しむスポーツなのですから「落し物」をしてしまうと、落とした・失くした場所の特定も難しく、さらには雪に埋もれてしまって…

見つかる可能性がとても低いことは簡単に想像できますよね。
 
 

不要な物はロッカーへ置いて

究極の「物を失くさない対策」は、ゲレンデへは何も持たずに出ること、ですが、少なくともサイフとリフト券が必要ですから、何も持たず、はムリな話。

それ以外にも携帯・スマホ、タオルにティッシュ・・・いろいろ必要な物はありますが、例えば財布は昼食代など必要と思われる額を小銭入れ等に移して持参すれば、万が一の時も被害は少額で済みます。

車や家の鍵の落し物も結構あるらしいのですが、ゲレンデでは必要ありませんよね。

滑る、ゲレンデで必要ない持ち物は、ロッカーへ置いて行くことが重要なポイントです。
 
 

大切な持ち物はポケットを区別する

スキー場で物を失くしてしまう理由の多くに、ポケットの中から何かを出し入れする際に、目的以外の物を落としてしまうことが上げられます。落としても雪の上ですから音がしないので気づきにくいのです。

また、普段の衣類ではポケットを閉じるという行為はさほど多くなく、ウェアのポケットを閉じ忘れることも多いようで、転倒した時に失くしてしまうケースも多いのだとか。

例えばタオルやおやつなどゲレンデで使う持ち物、小銭入れやタバコなどの時々必要な物、ロッカーの鍵や財布などとても大切な持ち物について、それぞれ入れるポケットを区別することで不必要に触れたり出し入れしたりしないで済みます。ポケットの締め忘れも防げます。

大切なもの、失くしたら困る物はウェアの内ポケットに

大切なもの、失くしたら困る物はウェアの内ポケットに


使用頻度の高い持ち物はウェア外側のポケットへ、大事な物はウェアの内ポケットへ入れるようにすれば明確に区別できますし、内ポケットなんて不必要に開け閉めすることは無いでしょ♪

特に注意したいのはスマホ・iPhone。
皆と写真を撮ったり、もし電話がかかって来たら?滑っている最中は不要かと思いきや、以外と多くの人がスマホを手にしているのを見かけます。

内側でも外側でも良いのですが、胸ポケットまたは内ポケットをスマホ・iPhone専用にすることをお勧めします。
iPhoneスマホをゲレンデへ持って行くならココに注意も参考に
 
 

リフト上でのスマホは要注意

リフトに乗っている最中は、ポケットから何かを取り出すのは極力避けたほうが良いでしょう。

リフトでの落し物は想像以上に多く、あるスキー場の方によると最も多いリフトでの落し物は、スマホや何かをポケットから取り出す際に取り出しにくいから、スマホ画面を操作するため、などの理由で外した「グローブ」。

次に多いのは「スマホ」そのものなんだそうです。普段でもポロリってやってしまうこともあるスマホを、リフトの上で触るのは止めた方が良いでしょう。

足元が宙ぶらりんなリフトですから、落し物はそのまま地上・雪面へ落ちてしまいます。もしもケレンデの上に架かるリフトだとしたら、滑っている人に当たってしまう、怪我をさせてしまうかも知れません。

コースの脇や林間などのゲレンデ上でない場所に架かるリフトの場合は、取りに行くことがとても困難。すぐに手元には戻ってくる可能性は皆無です。
 
 

リフトの上から落としてしまったら

自分で取りに行ける場所のように思えても、ゲレンデ外は相当な上級者でも滑ることは難しく、増してや初心者・ビギナーにとってはゲレンデのように歩くことすら難しいので、恐らく見つけることは出来ません。そもそも整地、管理されていないゲレンデ外は立ち入り禁止です。

リフトから物を落としてしまった時の大原則は「リフトを降りる時に係員へ申告する。」です。
 
 

落とした場所を知る「支柱番号」

もしもリフトから物を落としてしまった時は、リフトを支える支柱に表示されている支柱番号を覚えておくと、およその場所を説明できます。

リフトの支柱に付けられた、何本目の支柱かを示す数字を覚えておくと位置の特定に役立ちます。

リフトの支柱に付けられた、何本目の支柱かを示す数字を覚えておくと位置の特定に役立ちます。

落とした時は前方に見える支柱までの距離を目測、距離の目測に自信が無ければ支柱までに要した時間や、振り返って通過した支柱との位置関係(中間、1/3位など)が捜索の重要ポイントになります。

リフト終点、降り場にいる係員さんへ、落とした物の特徴と合わせてこの「位置情報」を伝え、相談してください(その日、すぐに取りに行ってくれるとは限りません)。
 
 

飛び降り厳禁

リフトから物を落としたからと、リフトから飛び降りるのは絶対に謹んでください。

ゲレンデ外に架かるリフトの下は、木の切株や大岩がゴロゴロしていたり。怪我をする可能性が高く、怪我をしても救助に行けない場所かもしれません。さらに、自力でゲレンデへ戻れないかも…

また、飛び降りることで数十キロの重みが突然無くなるのですから、リフトのワイヤーは弓矢を放ったようになります。弾みでワイヤーが滑車から外れてしまう可能性があり、大惨事、加害者になる可能性する有り得るのです。

 
 

まとめ

センターハウスやゲレ食での忘れ物、落し物は以外と早く見つかることもあります。

失くしたことに気づいた時は、思い当たる場所へ戻って問い合わせてみるのはもちろん、センターハウス内のインフォメーションへも立ち寄り、問い合わせてみましょう。誰かが気づいて届けてくれているかも知れません。

 
ゲレンデで落し物をしてしまったら、残念ですが見つかる可能性はとても低いです。参考にして失くし物で悲しい思いをしないようにしましょう。

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