スキー・スノボを楽しむ目的でスキー場へ車で出かけるなら、避けられないのがスノードライブです。
雪道では様々なトラブルが起こりがちですが、多くの場合は事前の備え、準備をしていれば回避できます。
雪道・雪国でよくあるトラブルとその回避対策、起きてしまった場合の対処方法など、車でスキー場へ行くなら必見、きっと役に立ちます。
事故を起す、事故に巻き込まれることが最も避けたいトラブルなのは当然ですが、それ以外にも様々なトラブルが待ち受けています。
スノードライブ・雪道のトラブルと対策(画像©WEB CARTOP)
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大雪や事故などで通行止になってしまい、一夜を車で過ごしたといったニュースは毎年のように流れます。数時間程度の規模の小さい通行止めは、毎日のようにどこかで起こっています。
巻き込まれると自分ではどうしようもない「通行止め」は、天気予報や道路交通情報をネットなどで細かくチェックする、大雪の恐れがある道や、峠を超えるルートを極力避けることで、巻き込まれる可能性がグンと下がります。
また、一般道を走行中している場合は、前方での渋滞・停車に続く場合は、車間距離を多目にとっておくことで、イザという時にUターンできるスペースを確保しておくのも有効です。
スタッドレスでもタイヤチェーンは必須、着用に自身が無いなら練習を(画像©WEB CARTOP)
タイヤチェーンは持っていても、装着できなければ意味がありません。スタッドレスタイヤでもタイヤチェーンが必要になることろ有り得ます。チェーンの脱着をしたことが無い、自信がないなら、事前に脱着の練習をしておきましょう。
極寒の環境が引き起こす「車のトラブル」で多いのはバッテリー上がりと、クーラント・ウォッシャー液の凍結です。
スキー・スノボ旅行、スノードライブの予定が決まったらカーショップを訪れ、バッテリーの点検、必要であれば早めに交換しておきましょう。クーラントは濃度次第で凍結を防げますが、不明ならこれも交換・充填しておきましょう。
雪道では、ウォッシャー液を使う回数が増えます。これは自分でできますので、説明書きをよく読んで、補充も忘れないようにしましょう。
ディーゼル車の場合、寒冷地では長時間駐車する場合に軽油が凍ることがあります。現地のガソリンスタンドで凍結対策済みの軽油を給油できるように、出発時点での残量を調整するようにしよう。
視界のトラブル
雪が降っているときは、極端に視界が悪くなります。無理して速度を維持しても所要時間は大きく変わりませんので、十分視認できる速度まで落とす、猛吹雪など、場合によっては安全な場所に停車して、様子を見るくらいの慎重さも必要です。
また、対向車などからの視認性を高くするために、昼間で明るくても、ヘッドライトを点灯するようにしましょう。
サイドミラーやその周囲、サイドウィンドウ、リアウィンドウに付着した雪も、時々除去して視界を十分に確保することも忘れずに。
駐車のトラブル
たくさん雪が降る日や、スキー場で宿泊する場合など、長時間駐車する時は、ワイパーを立てておきましょう。立てておかず、ワイパーの上に雪がこんもり積もった状態でワイパーを動かそうとすると、破損して使い物にならなくなる可能性があります。
長時間の駐車、極寒の日のサイドブレーキはNG(画像©WEB CARTOP)
スリップ
もしも車がスリップし、コントロール不能になってしまたら…
よほど古くなければ、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)は大抵標準装備(画像©WEB CARTOP)
ブレーキをしっかり踏んでも、ABSが効いてタイヤがロックすることは無いでしょう(古い車は別として)。僅かでもコントロールが効くなら、車体の側面を雪壁に当てて減速するという手段もあります。
何もしないで諦めるのが一番危険。スリップ・スピンをしてしまったら即フルブレーキ。これだけはしっかり覚えておきましょう。
トラブルに備え、雪道用のアイテムを揃えておく必要もあります。
スタッドレスタイヤの装着はマストとして、ジャッキとタイヤチェーンも必須。
バッテリー上がりに備えてブースターケーブルがあると安心ですが、使い方も分からないでしょう。スタックしたときに備えて牽引ロープも欲しいものですが、牽引ロープってパンパーの丸または四角いカバーを剥がしてフックをねじ込むって知ってます?
いずれも車好きな方、運転歴の長いベテランは経験済みだったりしますが、経験が無い、知らないなら無理に自分で何とかしようとするといたずらに時間を要します。バッテリー上がりの時やスタックしてしまった時は、無理せず現地の方に助けを求める、お願いする方が無難です(雪国の方は大抵親切にしてくださいます。)
クルマに積もった雪をおろすためのスノーブラシ、解氷剤、スコップ、軍手、長靴、懐中電灯、車用のスマホ充電器などの用意があると役に立つかも知れません。
毛布も万が一の防寒具として、そしてスタックした際にタイヤの下に敷く“脱出ツール”として用意しておくと重宝するかも。
JAFへの加入、または自動車保険のロードサービスのオプションも確実に欲しいところですね。
あとは、時間に余裕をもって安全運転で。
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記事のソリース・画像はWEB CARTOPより