この冬は日本国内の地域を問わず全国的な暖冬傾向で、多くのスキー場が深刻な積雪不足に悩まされている、スノーマシンをフル稼働して何とか辛うじて、または、未だオープンする出来ていないスキー場も数多く見られる状況ですが、期待の寒波がやって来そうです。
発達した低気圧が日本の東海上へ抜け、典型的な強い冬型の気圧配置となっていて、比較的強い寒気も流れ込んでいるため、昨日から多くの地域で雪が降っています。
この強い寒気を伴う冬型気圧配置は、この後年明け三が日にかけて続くと予測されていて、北海道東北はもちろん、新潟、長野 、群馬、栃木あたりは大雪となりそうです。
この寒波で今シーズンやっとオープンできるスキー場、一部滑走可の状況での営業からコンディションが改善されて大部分可、さらには全面滑走可となるスキー場など、たくさんのスキー場がより良いコンディションとなれば嬉しいですよね♪
強い冬型の気圧配置の影響による強風が予測され、東北から北陸にかけては猛烈な吹雪となるおそれがありますので、マイカーでスキー場へ向かう予定の方は十分な冬装備と情報収集を。
大雪が期待できるのは北陸以東のエリアだけのようで、 長野県南部~岐阜県の東海近郊エリアでは、標高の高いスキー場に限り降雪が期待でき、兵庫県や滋賀県にある関西近郊のスキー場では、今回の寒波も多くの積雪は期待薄なようです…
気象庁は、来年1~3月の3カ月予報で「西高東低の冬型の気圧配置が長続きしない見込み、寒気の南下も弱く気温は高め。」と昨日発表しています。
「寒くない」「暖かい冬」は日常の生活では有難い、豪雪地域にお住まいの方々にとっては「雪降ろし」の苦労が少なくて良いのも
積雪が少ない、寒くない冬を歓迎する一般人とは違ってスキー・スノーボードは積雪がないと始まらないんですもの、何とかたくさん積ってほしいものですね…