スキー場・ゲレンデの天候に合わせ、ボタンひとつでレンズの遮光レベルを変えることができる、画期的なゴーグル「EC Goggles」が、ゴーグルを主力製品とする米国のスキーアクセサリメーカー「SPY」から公開され、話題になっいてます。
レギュラー的な遮光レベルからボタン1ツで
曇りや雪面が見えにくい時には明るく
晴天の日には遮光度合いを上げてダークに
ボタン1ツで3段階の遮光レベルが調整可能となっていて、晴れてゲレンデが眩しいときには暗めに、曇っている時や雪面が見えにくい時には明るくできるというから未来的!
スキー場・ゲレンデの天気、光の加減は結構変わるものですし、ゴーグルを2ツ用意したり、レンズを交換することなく、調節できるなんて、画期的です♪
金属イオンに電気を流すことで化学変化が起こり“透過率”や “色彩” を自由に制御できる「エレクトロクロミック」技術が用いられいます。
金属イオンに電気を流すことで遮光率や色を変化
遮光レベルを変化させるのに時間がかかる、歩留まりが悪く高コストなど、扱うのがとても難しい技術であることがあまり普及しない理由なのですから、プロモーション動画のレベルで遮光レベルが調整できる、ゴーグルというそれほど高価では無いであろうギアに実装できるのなら拍手喝采もの♪
フル充電で150回もの調整ができるバッテリーを含めたモジュール全体の重量は僅か25グラム。ゴーグル本体の重量は定かではないものの、着用・使用には問題なさそうな印象。
バッテリーは超軽量。デザインや機能から考えるなら、本体に直接組み込んで欲しいような気も…
さんざん持ち上げましたが、発売時期や販売価格は現在時点で未定、特設サイトからメールを登録しておくと発売情報などのメールが送られてくるらしいのですが、同サイトから購入はできません。
SPYのゴーグルは日本国内のスキー・スノボショップ、ネット通販でも取り扱いは多く、デザインやカラーバリエーションも豊富で人気のゴーグル。
このまま製品化されても「見た感じ的にはどうかな…」感はありますし、曇り止めのためのベンチレーション機能に難がありそうな気もします(いっそバッテリーで「絶対に曇らない」も実現できたらイイのに)。
恐らく近い将来には様々なバリエーションを店頭で手にとって確かめることができるようになるでしょう。楽しみですね♪