スキー場でリフト券を購入、ツアーで訪れたなら窓口でリフト券を引換えた際に、ゲレンデマップまたはコースマップを一人1冊ずつ貰い、ウェアの取り出しやすいポケットへ入れてからゲレンデへ向かいましょう。
ゲレンデ全体のレイアウトと、各種の施設の場所などを記載した、スキー場全体が一目で判るように記載されたゲレンデマップ、またはコースマップと呼ばれるポケットサイズの小冊子。どのスキー場にも必ず用意されていて、リフト券売場所やセンターハウスの売店やレストランなどで無料で貰うことができます。
このゲレンデマップ・コースマップを持って行けば、自身のレベル・スキルに合ったゲレンデ・コースを選ぶことが容易なだけでなく、例えばレストランへ向かう時には、現在位置から進む方向・コースを間違えたり、迷ったりすることもありません。
マップにはコース・ゲレンデの名前と合わせて初級・中級・上級のコースレベルを分かりやすく色分け、または記号で記載されています。
スキー場内にもゲレンデ・コースマップはありますが、持っていった方が圧倒的に便利です。
初級コースを表す記号と色
中級コースを表す記号と色
上級コースを表す記号と色
難易度の色分けは初級コースが緑線、中級コースが赤線・上級コースは黒線で表されています。線ではなく、または単色刷りの場合には、●■♦の記号で表される場合もあります。
緑・赤・黒で表すのが標準ですが、色はスキー場によって異なることもありますが、色分けされていればひと目でコースの難易度を把握することができますから、この次のリフトに乗っても大丈夫、降りてこれそうかどうか…と心配する必要もなくなり、初心者・ビギナーでも、これまでよりずっと広い範囲を滑ることができるでしょう。
レストラン・売店・トイレ・スクール・案内所・救急診療所・パトロール詰め所など、スキー場の各種施設のある場所も合わせて記載されています。
レストランやメニューなど具体的な画像の入ったPR要素の高いものも
もしもゲレンデで友達とはぐれてしまっても、ゲレンデマップ・コースマップさえ持っていれば、お互いに現在位置を正しく伝えることができるのも心強く、安心できます。
スケールの大きなスキー場では、山麓がいくつかに分かれていて、間違った山麓へ降りてしまうともう一度リフトで上部まで上がらないと戻れないことがあります。時間と体力に余裕があれば問題ありませんが、リフトの営業終了時間や、帰りのバス出発時間などが迫っていたらピンチです。
スキー場内には立ち入り禁止のエリアがある場合もあります。また、コースが合流する場所や、難易度が途中で変わるポイントなど、衝突などに注意すべきポイントもあります。
これらの情報もゲレンデマップ・コースマップがあれば事前に把握することができます。
コースの難易度は目安ですから、上級レベルのコースに初心者・ビギナーが進入してはいけないということではありませんが、避けられないこともあるでしょう。無理に厳しいコースを滑らずとも、ポケットにマップを入れていれば、迂回コースが見つかるかも知れません。
安全に、楽しくスキー・スノーボードを楽しむためのチョッとしたポイントです。ゲレンデへ出る前に、ゲレンデマップ・コースマップを貰ってポケットに入れておきましょ♪