四国4県の中央を東西に貫く「四国山地」の急峻で高標高の山々により、海からの湿気を含んだ北西季節風が急激に上昇することでもたらす豊富な天然雪に恵まれる四国エリア
各スキー場はいずれも高く急峻な山々の中腹以上位置するため「ゲレンデの規模は小さめでコースはやや狭め」、「比較的斜度が高め(初級コース比率が低め)」、「交通の利便性にやや難がある」ことが共通の特徴として挙げられます。
四国のスキー場
立地・気候・特徴・歴史など
温暖な四国のイメージとは裏腹に、かつては四国4県のそれぞれに、極めて小規模なものも合せると10以上のスキー場が存在、営業していました。
ただ、険しい山々の山間という立地から規模の拡大が難しいこと、加えて道路整備も進まず沿岸部からのアクセスにも難がある立地であったこと、高速道路網の整備が進んだとしても四国4県の総人口に比べるとスキー場数は過多気味であることもあり来場者数の増多が見込めない。小規模で収益性の悪いスキー場は設設備の老朽化とともに次々と廃業、現在は上記スキー場と無料で解放している剣山スキー場(リフトなどの索道は無し)を合せて5スキー場の存続・営業となっています。
